- 2010-08-12 Thu 09:34:41
- ヒルハウス
プロジェクトOです。
現場は屋上の防水工事中です。

今回は塩ビの遮熱シート防水を採用しています。外断熱です。
絶縁工法とよばれる、丸い金属にポイントでシートを溶着する工法です。
こうすることで、木造や鉄骨造など、比較的建物の動きの大きな建物にも
シートが柔軟に追従するのです。
防水は奥が深い世界です。
建物は昔から、水との戦いの歴史であるといっても過言ではないと思ってます。
日本のように雨の多い土地柄、昔からいろいろ防水に対して工夫がされてきました。
従来は、瓦屋根等屋根の「勾配」によって雨を重力で排出する方法。
今回は緩い屋根勾配なので、「面」で雨を防ぐ方法(メンブレン防水ってヤツ)。
この「面」に確実な防水性を担保する工法のひとつがシート防水。
ほかにアスファルト防水やFRP防水、ウレタン塗膜防水などがありますが、
コスト、品質の安定性、施工性、改修性などを考慮し、今回はシートを採用。
また今回はパラペットといわれる防水端部の立ち上がりを設けていません。
パラペットがあると、屋上が完全に「桶」状態になるので、
ドレンにつまり等があると屋上がプールになり、漏水に繋がりやすい。
なので、ある意味メンブレン防水でありながら、緩いながら「勾配」によって雨を
自然に重力で建物外に排出できるようにして、漏水リスクを減らしています。
屋根がフラットであれば、屋上が使えます。メンテも楽にできます。
今回の建物も屋上から格別な風景や花火を眺めることができるようになりました。
内部空間の効率的な活用もできますね。

現場は屋上の防水工事中です。

今回は塩ビの遮熱シート防水を採用しています。外断熱です。
絶縁工法とよばれる、丸い金属にポイントでシートを溶着する工法です。
こうすることで、木造や鉄骨造など、比較的建物の動きの大きな建物にも
シートが柔軟に追従するのです。
防水は奥が深い世界です。
建物は昔から、水との戦いの歴史であるといっても過言ではないと思ってます。
日本のように雨の多い土地柄、昔からいろいろ防水に対して工夫がされてきました。
従来は、瓦屋根等屋根の「勾配」によって雨を重力で排出する方法。
今回は緩い屋根勾配なので、「面」で雨を防ぐ方法(メンブレン防水ってヤツ)。
この「面」に確実な防水性を担保する工法のひとつがシート防水。
ほかにアスファルト防水やFRP防水、ウレタン塗膜防水などがありますが、
コスト、品質の安定性、施工性、改修性などを考慮し、今回はシートを採用。
また今回はパラペットといわれる防水端部の立ち上がりを設けていません。
パラペットがあると、屋上が完全に「桶」状態になるので、
ドレンにつまり等があると屋上がプールになり、漏水に繋がりやすい。
なので、ある意味メンブレン防水でありながら、緩いながら「勾配」によって雨を
自然に重力で建物外に排出できるようにして、漏水リスクを減らしています。
屋根がフラットであれば、屋上が使えます。メンテも楽にできます。
今回の建物も屋上から格別な風景や花火を眺めることができるようになりました。
内部空間の効率的な活用もできますね。
