三原台の家 ＵＰしました。

三原台の家、ＵＰしました。
写真家はいつもの冨田さん。青がキレイです。

最近、中庭型の住宅が多いのですが、
一口に中庭といっても、いろんなタイプの中庭があります。

今回の中庭は比較的低層の住宅街の住まいで
青空だけを切り取り余計なものを遮蔽することで、
敷地の「庭」部分の屋内化、みたいなことを狙ってます。

つまり庭は屋根がないけど、室内みたいな位置づけ、
例えばリビングにもダイニングにも子供部屋にも、
状況に応じていろんな用途になれればいいな、と。
そのためにもここは周辺からしっかり守られた安心できる空間でないといけない。
そう思い、今回は低層の住宅地にかかわらず少し高めの壁で囲われた庭にしています。

高い壁にすると、どうしても閉塞感とか暗さが気になるところですが、
結局周辺の目線を完全にカットすると、カーテンがなくなるのは当然ですが、
なにより住まう人の精神的な外との境界をなくすことができる、というのが
最も大きな効果になります。

つまり、外でも中のように自由に使うことができる環境。
これが「庭」部分の屋内化、と考えています。

今回は地元の工務店さんの協力で家が完成しました。
初めてのお付き合いとなる工務店さんでしたが、とても技術力が高く、丁寧で、適正価格。
地元にこんな優秀な工務店さんがいたんだ、と改めて思い知らされました。
この場をお借りして、社長、監督、職人の皆さまにお礼を。
ありがとうございました！！

三原台の家は夏に引き渡しが終わっており、今は初めての冬を迎えています。
快適にこの冬を越して、また庭のサルスベリが芽吹くのがたのしみですね！