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箕面の家

  • Posted by: プラスアトリエ一級建築士事務所
  • 2018-11-26 Mon 15:17:00
  • +aao
すっかり秋も深まってきました。
今年もあと1か月。。。早すぎる。

箕面の家、UPしました。
中庭とその上部からの光を存分に楽しめる大きな吹抜けがあるLDKが特徴です。
そしてこのお住い、なんといっても「全館空調システム」が注目です。
吹抜けといえば、いつも問題になりがちなのが暖房。
通常は強力なエアコンや床暖房などでカバーしますが、
今回は「冷房」の対応も可能な、床下空間を利用した全館空調システムです。

天井裏に設置した空調機1台で各部屋にダクトで送風、
併せて床下に暖気を送るため、床暖房が不要となります。

640minoo008.jpg

以前から思っていたのですが、
木造住宅の屋根裏および床下空間は色々可能性を秘めています。
特に床下空間は土台の健全性担保のために外気扱いにすることが常識であり、
先人から受け継いできた伝統でもあるわけですが、
「茶山の家」で床下空間の有効利用を画策し気密型の床下空間としてやは10年、
その床下空間の温湿度の安定性および1階の床温度の安定性から考えると、
床下空間の気密化による住宅の温熱環境への影響はかなり大きいと感じていました。

今回採用した全館空調システムはその床下空間を有効に活用する方式。
理論的には非常に理にかなったもので注目に値します。
(ただ、特定工務店でしか施工できないのが難点)
この冬、このシステムの威力を追跡したいと思います。

そのほか、テーブル一体のキッチンが注目です。
LDKの広がりを最大化すべく、テーブルとキッチンのコンロ側を一体化、
生活感が出がちな水回り部分を壁付け型としてスッキリしたDK空間を作りました。
家電関係も扉に隠れてさらにスッキリです。
キッチンは神戸スタイルさん。今回初参戦です。
いい仕事してくれました。

640minoo007.jpg

そして今回はガルバのサイディングも採用しました。
メンテナンス性を考慮しての採用です。
以前からガルバの外壁は世にあるのですが、
デザインや防火の面、そしてガルバ自体の強度と現場施工ならではの品質の面で
どうしてもなかなか採用できずにいました。

しかし「福田の家」でのガルバサイディングにつづき、
サイディングとしていいガルバ材が出てきたので、品質的にも強度的にも
安心して使えるようになってきました。

640minoo001.jpg

またクライアントのご要望でシックハウスへの対策も一工夫しています。
なるべく接着剤を多用する構造用合板を露出させず、
シックハウス症候群の主な原因物質ホルムアルデヒドを吸収し分解する
少し特殊な石膏ボードを採用しています。

中庭住宅を多くこれまで手掛けてきましたが
今回は特にこれらの少し目に見えにくい仕様・設備面を進化させました。
中庭がもたらすプライバシーへの安心感、四季や天候を楽しむ開放感に加え、
これらの工夫により、少しでも快適なくらしを送っていただければ幸いです。

今回の工事も阿佐さん。
相変わらず安定した施工と職人さんたちのコダワリに感謝です。
クライアントご家族の皆さま、色々僕のわがままを聞いてくださり本当に感謝です。
今後ともよろしくお願いします!!

次回は和泉市に建設中の集会所の予定です。





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